功」にかかわるもので,個人として成果をあげるための原則を紹介しています。第4〜6の習慣は「公的成功」にかかわり,信頼関係にもとづく相互依存の状態をつくるための原則です。第7の習慣は,第1〜6の習慣を磨き,効果を高めていくための原則(再新再生)について解説しています。
こうした7つの習慣を確立するなかで自身のパラダイムシフト(世の中に対する認識と解釈の転換)が起こると,「問題は自分の中に存在する」ということに気づきます。問題を他人のせいにせず,自分が変わる,自分が働きかける姿勢が身につくことで,ビジネスとプライベートはより充実したものへとなります。
本書は読んですぐに役立つヒント集ではなく,理解には時間がかかり,実践はさらに困難を伴います。著者の研修に参加したつもりで,じっくりと腰を据えて読み,ペンを手にどんどん書き込んでください。一度読んで終わりでなく,繰り返し読み直す必要があります。だからこそ「習慣」なのです。ひとたび身につければ,その習慣は真の成長と成功に導いてくれる,かけがえのない財産になるはずです。
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