◆ 事実にもとづいて現状を把握する
目標達成に向けた行動をとるうえで,事実にもとづいて現状を把握することはとても大事です。できるリーダーは,常に問題意識を持って現場を観察しています。現場・現物・現実の「3現主義」で現状を分析し,問題を発見しています。
いくらよい目標を設定しても,その目標を達成するためには,できることとできないことを冷静に判断しなければなりません。「何ができるか」「何ができそうか」について,環境や与えられた条件(人・モノ・カネ・情報など)を整理し,「できること」に絞り込んでいく必要があります。
現状把握は「事実」を「データ」化しそれに解釈を加え,「情報」として整理していく一連の論理的思考が大事です。そのためにいろいろな方法が考えられています。フレームワークの一例を示します(図表5)。
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